ドボセキ 土木積算システムで絶対落札 » 地域別、具体的な積算のコツ » 香川県の土木積算・入札制度の地域傾向、特徴

香川県の土木積算・入札制度の地域傾向、特徴

香川県の入札制度の歴史と現状

香川県の入札制度について

香川県の入札では予定価格を事前公表しており、最低制限価格の公表を事後公表としています。しかし、高松市(3千万円以下の工事)やさぬき市など市町村によっては予定価格が事後公表となる地域もありますので注意が必要です。

また入札制度によっては最低制限価格を下回った「失格」に対してペナルティが課せられることもあり、競争の激しいエリアも増えてきていることから積算精度は重要な要素となっています。

香川県の土木積算の歩掛について

年度改定は基本的に毎年7月の年1回となり、基本的には国交省と同じ基準を用いて積算がされています。ただし香川県農林水産部(農林)については10月に改訂されます。

香川県の土木積算の単価について

香川県では「土木工事積算単価表・農政水産土木工事設計材料単価・物価資料単価」を使用し、土木工事積算単価表・農政水産土木工事設計材料単価は4月と10月で改定が行われ、主要材料は毎月変更となっています。

また、去年9月より物価資料単価については毎月改定と変更になりました。物価資料については基本的にWeb版を使用しており、「Web建設物価」にないものについては 「積算資料電子版」に掲載されている単価を採用します(逆の場合もあります)。そのほかに「香川県農林単価」「広域水道企業団設計資材単価」などがあります。※見積単価に関しては資料等の公開は基本的にはされていません。

香川県の土木積算の経費について

香川県の工事価格の端数処理は千円まるめですが、市町村の発注においては万円まるめの場合があります。

香川県での積算で頭を悩ますポイント

処分費の算定

基本的に設計書には処分費の記載がなく、工事場所と距離から推測しなくてはなりません。図面から工事場所を把握し、歩掛の条件として記載がある距離から処分場を考えなくてはなりません。

見積単価

見積単価については見積業者などは公表されないことが多く、自分たちで見積業者を探し出さなければなりません。質疑を行っても答えてくれることが少ないですので、過去の工事でどの見積業者を選んだかなど、情報収集が重要になります。

水替え日数 矢板等の使用日数

こちらも設計書に記載が一切ありませんので、日進量から推測をしなければなりません。各歩掛ごとに決まっている日進量と役所が指定している歩掛工種を照らし合わせて、各項目の日数を割り出します。

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