公共土木工事の入札で勝ち、案件を落札するためには、より精度の高い土木積算が求められています。ここでは、広島県の土木積算の特徴・コツについてまとめました。
土木積算システム「アトラス」を展開するコンピュータシステム研究所では、全国23拠点に調査スタッフ&サポートスタッフを配置し、発注者ごとに異なる土木積算の傾向や癖などの情報を収集しています。大量の設計書の検証作業など、⽇々土木積算の精度を上げるためのローカルな情報を蓄積し、その知見を活かしシステムの精度アップや地域の土木業者のサポートを行っています。ここではその一部をお見せいたします。
令和6年7月から調査基準価格は応札者が5者以上の場合、入札価格の平均価格から標準偏差を差し引いたもの、応札者が5者未満の場合入札価格の平均額の概ね95%となっております。
予定価格も土木工事で9,000万円以上からが事後公表で内訳書の提出は必要となります。
また昨今では、平成26年は予定価格5億円以上が事後公表だったものが、令和6年では9,000万円以上まで事後公表の予定価格が下がってきており、今後も下がる可能性が大いにあります。
その為、積算に対し真摯に取り組む業者様が増加しており、市場が少しづつ変化しております。
県と政令指定都市がそれぞれに基準書を作成している為、県内の全ての歩掛を網羅するためにはそれぞれの基準書を確認する必要があります。基準書は基本的に毎年8月に年度改定となります。
また広島市においては歩掛や各種単価において端数処理が県とは異なり独自の考え方があります。
広島県では「土木工事設計資材単価等」「農林土木用資材等単価」「水道用単価表」広島市では「土木工事設計労務単価」他市町村でも一部では「水道資材単価表」を独自に持ちます。基本的に年12回改定となっています。
使用する単価金額根拠は主に「建設物価(WEB版含む」「積算資料(電子版含む)」「土木コスト情報」「建築コスト情報」「土木施工単価」「建築施工単価」を参照とし、該当する2誌の平均値をとります。
施工箇所点在工事は国交省とは異なる独自の考え方、計算方式があります。
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単価 |
物価資料 |
積算基準 |
経費 |
|---|---|---|---|---|
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広島県 |
基本的に年12回改定 |
建設物価、積算資料、土木コスト情報、建築コスト情報、土木施工単価、建築施工単価 |
毎年8月 |
施工箇所点在工事は独自の考え方、計算方式あり |
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広島市 |
基本的に年12回改定 |
建設物価、積算資料、土木コスト情報、建築コスト情報、土木施工単価、建築施工単価 |
毎年8月 |
歩掛や各種単価において県とは異なる独自の考え方あり |
※上記は基本改定のため、適宜臨時改定等が発生する場合があります。
維持修繕の業務委託が予定価格が出ておらず、9,000万円以上の工事をしない建設業者の場合、この工事だけが事後公表案件ということも多く、予定価格の算出に頭を悩ませている方も多いです。機械損料13欄、15欄の違いをしっかりと把握し、処分費やフェリー代等を調べて積算する必要があります。
広島県下では唯一と言って良い事後公表エリアです。ただ、単価表のすべてが入札前に公表されておらず積算知識があって、広島市の積算運用を理解していないと出来ない項目も多いです。
試験堀工や外副管設置、コンクリートブロック積等は設計書に記載がないことを積算基準書の運用編から読み解いて積算する必要があります。
工事場所に狭い所が多いのも特徴で、殻運搬などは旧年度の施工パッケージを使って人力積込での積算をすることがあります。
各地域の特徴を日々収集し研鑽しつづける土木積算システム「アトラス」
上記の他にもまだまだたくさんの各地域独自の土木積算の特徴やルール、クセ(習慣)などが存在しています。これらを土木会社の一人の担当者が常にキャッチアップしていくことはほぼ不可能です。
土木積算システム「アトラス」は全国23拠点のサポート体制を持ち、各地域の発注者の特徴や情報を日々収集し、検証作業を行い、システムのアップデートやユーザーのサポートをおこなっています。アトラスのサポートやシステムを使うことで効率的に地域特徴にあった土木積算を精度高く行うことが可能になります。
30年の実績と土木積算のノウハウが蓄積された土木積算システム「アトラス」。
その大きな特徴は全国に配置した拠点による地域に密着したサポート体制とシステムのローカライズ(地域化)。
昨今、地域や担当者ごとの土木積算の特徴や習慣をおさえることが土木積算精度を上げるうえで大切になってきています。
アトラスでは各地の拠点にて地域の情報収集、検証作業を行い、知見を蓄積し、導入ユーザーに土木積算ノウハウを共有しています。
昨今の公共⼟⽊⼯事⼊札は、建設⼯事の中でも特に精度が求められています。
土木積算システム「アトラス」を展開するコンピュータシステム研究所の協力のもと、公共工事、土木工事の落札のコツ・ポイントについて解説!