公共土木工事の入札で勝ち、案件を落札するためには、より精度の高い土木積算が求められています。ここでは、徳島県の土木積算の特徴・コツについてまとめました。
土木積算システム「アトラス」を展開するコンピュータシステム研究所では、全国23拠点に調査スタッフ&サポートスタッフを配置し、発注者ごとに異なる土木積算の傾向や癖などの情報を収集しています。大量の設計書の検証作業など、⽇々土木積算の精度を上げるためのローカルな情報を蓄積し、その知見を活かしシステムの精度アップや地域の土木業者のサポートを行っています。ここではその一部をお見せいたします。
徳島県の入札では予定価格の事前公表を採用しております。
県発注工事から市町村発注工事にいたるまで基本的にすべて事前公表になります。
徳島県と一部市町村では最低制限価格、低入札調査基準価格にランダム係数がかかるため最低制限価格、低入札調査基準価格を正確に算出することが求められます。
令和7年より総合評価落札方式において低入札調査価格での応札はマイナス20点の減点が課せられることになりました。
歩掛の改定は基本的に毎年7月の年1回となり、基本的に国交省と同じ基準を用いて積算がされています。
農林・治山においては7月15日改定となっており、治山においては県独自基準の歩掛があります。
県発注の土木工事ではJACICコードが搭載されているため歩掛の検索が素早くできます。
治山工事においても独自コードを搭載しているため探しにくい歩掛が早く正確に検索できます。
徳島県では土木単価は「土木工事設計材料単価」名称で毎月公表されています。
農林単価・治山単価については令和5年度より発注者のシステムが統一されたため「農林土木事業公表単価」という名称で毎月公表されています。
全面的な単価改定は4月・10月になります。
県の公表資料に記載されていない単価については「建設物価」と「積算資料」の2誌の平均価格を採用します。
処分費、産業廃棄物の処理単価については県、一部の市町村では見積単価として公表されています。
そのほかに徳島県産材木単価も「徳島県産材 土木資材 標準規格・単価表」という名称で一部公表されています。
徳島県の工事価格の端数処理は県、市町村とも千円まるめが基本です。
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土木単価 |
農林・治山単価 |
物価資料 |
積算基準 |
経費 |
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徳島県 |
毎月公表 |
毎月公表 |
建設物価、積算資料の2誌平均 |
毎年7月 |
千円まるめ |
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市町村 |
県公表単価等を参照 |
発注内容により参照 |
建設物価、積算資料の2誌平均 |
発注者により異なる |
千円まるめ |
※上記は基本改定のため、適宜臨時改定等が発生する場合があります。
土木工事で技術管理費に計上する項目としてよくみかける内容ですが、工事内容や発注者によって金額が異なります。
見積参考資料に各項目の明細は記載されていますが、公表金額と一致しないため注意が必要です。
計上価格は現場管理費、一般管理費の対象外になります。
スクラップは直接工事費にはマイナスで計上しますが、経費の対象にするか対象外にするかは発注者ごとに分かれています。
諸経費の対象なのか、処分費扱いなのかなど管理費区分が明記されていないと経費の設定が困難になります。
設備、鋼橋製作等はこのあたり知識が問われる箇所になります。
各地域の特徴を日々収集し研鑽しつづける土木積算システム「アトラス」
上記の他にもまだまだたくさんの各地域独自の土木積算の特徴やルール、クセ(習慣)などが存在しています。これらを土木会社の一人の担当者が常にキャッチアップしていくことはほぼ不可能です。
土木積算システム「アトラス」は全国23拠点のサポート体制を持ち、各地域の発注者の特徴や情報を日々収集し、検証作業を行い、システムのアップデートやユーザーのサポートをおこなっています。アトラスのサポートやシステムを使うことで効率的に地域特徴にあった土木積算を精度高く行うことが可能になります。
30年の実績と土木積算のノウハウが蓄積された土木積算システム「アトラス」。
その大きな特徴は全国に配置した拠点による地域に密着したサポート体制とシステムのローカライズ(地域化)。
昨今、地域や担当者ごとの土木積算の特徴や習慣をおさえることが土木積算精度を上げるうえで大切になってきています。
アトラスでは各地の拠点にて地域の情報収集、検証作業を行い、知見を蓄積し、導入ユーザーに土木積算ノウハウを共有しています。
昨今の公共⼟⽊⼯事⼊札は、建設⼯事の中でも特に精度が求められています。
土木積算システム「アトラス」を展開するコンピュータシステム研究所の協力のもと、公共工事、土木工事の落札のコツ・ポイントについて解説!