ドボセキ 土木積算システムで絶対落札 » 地域別、具体的な積算のコツ » 徳島県の土木積算・入札制度の地域傾向、特徴

徳島県の土木積算・入札制度の地域傾向、特徴

徳島県の入札制度の歴史と現状

徳島県の入札では予定価格の事前公表を採用しています。県発注工事から市町村発注工事にいたるまで基本的にすべて事前公表です。徳島県と一部市町村では最低制限価格、低入札調査基準価格にランダム係数がかかるため最低制限価格、低入札調査基準価格を正確に算出することが求められます。

徳島県の土木積算の歩掛について

歩掛の改定は基本的に毎年7月の年1回となり、基本的に国交省と同じ基準を用いて積算がされています。農林・治山においては7月15日改定となっており、治山においては県独自基準の歩掛があります。

県発注の土木工事ではJACICコードが搭載されているため歩掛の検索が素早くできます。治山工事においても独自コードを搭載しているため、探しにくい歩掛が早く正確に検索できます。

徳島県の土木積算の単価について

徳島県では土木単価は「土木工事設計材料単価」という名称で毎月公表されています。農林単価・治山単価については令和5年度より発注者のシステムが統一されたため「農林土木事業公表単価」という名称で毎月公表されています。全面的な単価改定は4月・10月になります。

県の公表資料に記載されていない単価については「建設物価」と「積算資料」の2誌の平均価格を採用します。処分費、産業廃棄物の処理単価については県、一部の市町村では見積単価として公表されています。そのほかに徳島県産材木単価も「徳島県産材 土木資材 標準規格・単価表」という名称で一部公表されています。

徳島県の土木積算の経費について

徳島県の工事価格の端数処理は県、市町村とも千円まるめが基本です。

徳島県での積算で頭を悩ますポイント

土質試験費28・29項目分析の計上方法

土木工事で技術管理費に計上する項目としてよくみかける内容ですが、工事内容や発注者によって金額が異なります。見積参考資料に各項目の明細は記載されていますが、公表金額と一致しないため注意が必要です。計上価格は現場管理費、一般管理費の対象外になります。

スクラップ控除は発注者ごとに異なる場合がある

スクラップは直接工事費にはマイナスで計上しますが、経費の対象にするか対象外にするかは発注者ごとに分かれています。

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